シーリングの劣化原因と補修方法
シーリングの劣化原因と補修方法
《まとめ》
外壁とシーリング材との間に隙間ができる剥離(はくり)現象の原因は、プライマーの塗り忘れ、塗りムラ、地震等での外壁の動きにシーリングの接着強度が耐えられなかった事が考えられます。
シーリング材の真ん中が切れる破断(はだん)の原因は、コーキング材自体の劣化、寿命が考えられ、シーリング材がとれた状態の欠落(けつらく)の原因は、プライマー不足とシーリング材の選定不足が考えられます。
既存シーリング撤去
既存のヒビ等の入ったシーリングを全て撤去します。
プライマー塗布
プライマー(接着剤)をハケでしっかりと塗っていきます。
この作業があまいと剥離の原因になります。
ボンドブレーカー貼付
ボンドブレーカーを目地に貼る事で、外壁の伸縮に応じてコーキング材が伸縮し剥がれにくく、耐久性も高くなります。
コーキング材注入
変成シリコンを目地に充填していきます。
ヘラでならし仕上げ作業
ヘラで圧力を加えてながら、綺麗にならしていきます。